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気ままなエッセイ
NO.1 欧州と日本の建築教育
NO.2 建築は面白い!
NO.3 設計の打ち合わせ3、4回?
NO.4 建築の大切なわけ
NO.5 家の生涯
NO.6 宮城県北部の地震とリフォーム
NO.7 マスコミも良く間違う用語
NO.8 建築のこころ
NO.9 畜産改革と建築改革

記事文責荻原 幸雄

NO.1

欧州と日本の建築教育


欧州では小学校から住居の大切さを教えます。日本では日本史や世界史の中で歴史の一部として教えるのみです。これでは建築の大切な事を知らずに大人になり建築を商品としか見えず商品としか考えていない業者に「施主は建築に素人だから解りゃしないよ!」となってしまいますよね。日本の教育システムの中で失った建築の大切さ、今、自力で建築の本に埋もれながら必死に取り返さなければならない筈なのが会社はとてもそんな時間作ってくれず、気がついて見ると社会全体が商品建築の街並となり商品は商品でしか無いのだから落ち着かず、海外に出かけやっと「ホット」する時間が持てたなんてならないようにしましょうね。皆さん。


NO.2

建築は面白い!


建築は面白い!何が面白いかって?そりゃあなたがこんな家に住みたいと思えばそんな家が建つんですから。ではこんな家とはどんな家でしょうか?それは実はあなたが何を感じ何を生きがいに何を大切に何を見てきたかの総体が表現されるからです。大袈裟ですか?いいでは有りませんか、せっかく一生に一度の家ですもの面白く作らなければ損です。建築はハウスメーカーの何型であれ、工務店の家であれ、建築家の関わった家であれ、全てある土地に建つ単品現場生産です。建築を商品と考えると商品の風格を持ちます。商品の極みがトラックで運んできて土地にポンと置いて終わりと言うプレファブです。商品と考えた時にそれは建設時に完結してしまい後は消費するのみですが、建築は竣工した時に生きはじめると考えると、それはライフスタイルにあった形に変容していく進化していくと考えられます。完結してしまうと消費。進化すると考えると変容です。どうでしょう、建築は生かすも殺すもあなた次第なのです。全ては単品現場生産である事を再認識し、どうせ手作りなら面白く楽しく作りましょう一生ものですから。


NO.3

設計の打ち合わせ3、4回?


家の設計の打ち合わせ何回位しました?
3、4回位ですか?エッ!家の設計ですよね。それでは車買う時何回ショウルーム行きました?2回は行ったでしょ。車が300万円で家が3000万円で10倍も金額違いますよ。それじゃ20回は打ち合わせしましょうよ!疲れちゃいます?でも3、4回で家が設計出来るものじゃ無いですよ。それじゃ、いいようにされちゃいますよ。いいんですか?図面はA2で何枚有りました。エッ!2枚ですか。そんなんじゃ何にも決まって無いのと同じですよ。車と家を同じに考えていませんか?車は大量生産ですよ。同じ車種で一台一台図面は書きませんけど、最初に膨大な図面を書きそれを大量生産している訳ですね。(そこまでしてもリコールなんてありますよね。)家はなかなかそうはいきません。敷地も違うし条件も違いますからね。だから単品生産になっちゃう。これはプレハブメーカーでも同じです。だから図面は全ての建物に詳細な図面が必要何ですよ。図面の枚数が多いから安心だなんていいませんが、例えばオーダー車を依頼しての図面が3、4枚位で本当に安心出来ます?そんな車乗れますか?安全に不安が有りませんか。ブレーキが本当に聞くかなとか扉が取れないかなとかね。1500万 円する高級オーダー車で図面3、4枚打ち合わせ3、4回で本当に満足のいくオーダー車出来ると思います?命の心配しませんか?家も同じですよ。地震が来て倒壊して家族の命失うと思ったら怖いですね。家族を守るのはあなたの認識の高さが大切なんです。家族を守りましょう。



NO.4

建築の大切なわけ

 「建築」についてみなさんはどのようなイメージを浮かべるでしょうか?
 ほとんどの方は漠然としたイメージしか無いのかもしれませんが、如何でしょうか?
 それは当然のことかもしれません。一生に一度か二度の経験しか持たないことですから。
 服は長年お店や雑誌で積み重ねたあなたのノウハウや嗜好がイメージされ、ご自分の嗜好を確実なものにして、購入や注文していることでしょう。
 ヘアースタイルもいろいろ試したりしてご自分に似合うヘアースタイルにしていることと思います。それらはいろいろ経験できるものです。金額からも何度も経験できる範囲のものですね?
 しかし、家はどうでしょうか?

 あなたの人生で一番高い買い物かもしれません。そう何度も経験できないのです。 
 ですからひょっとして自分のスタイルや嗜好が閉ざされていませんか?
 わからなくありませんか?
 そんな経験不足を補う人がいなければ、あなたにあった家は見つからないと思いませんか?
 それを補うのが独立した建築士なのです。経験が少ないのですから模擬的な経験造りのために何度も設計図面を描き出来るだけ「クライアント(建築主)の求めている、まだ知らないであろうご自分の新しい家」を探す努力をしなければなりません。家は選ぶものでは無く、ご自分を探すものだと言えます。
 家を建てることは先ず、ご自分のライフスタイル及びライフステージをもう一度見つめ直すことなのです。
 さあ、建築家と一緒に家づくりのダンス踊りませんか?




NO.5

家の生涯


わたしは今年で二十歳です。エッ!若いって!それは人の場合でしょう。わたしのような木造の建物だと24歳が寿命らしいの?人間は人生80年だって聞くけど短いわよね。私と結婚しても後2回再婚するなんて悔しい限りじゃない。
人って勝手なのよね。昔は私達『家』の方が人間より長生きしていたから、その孫やひ孫まで面倒みていたのに、今じゃ逆よ!これって時代の流れというものなの?使い捨て時代というけど、木材だってこんな調子で消費していったら無くなるわよね。そんな時代になったら人は穴蔵生活に戻るのかしらん?

まあ、そんな遠い未来を予測してもわたしの寿命は後4年らしいの?二十歳になったばかりなのに・・・・。だって、結婚した時はみんな喜んで、たくさんのお客さん呼んでお披露目してくれたのに、暫くしたら、もう何もお構いなしよ!化粧さえさせてくれないんだから!お隣の家子ちゃんは5年に1回も化粧直しの塗装をしているのに、私なんか一度もないのよ。失礼よね。結婚詐欺だわよね、これじゃぁ。結婚した当初のあの喜び様はなんだったのよね。「一生大切にしなくっちゃ」なんていって於いて、翌年から何の関心も示してくれないじゃない。もう、ショックよね。

でもね。今考えてみればわからないでもないわ!私を生んでくれた大工父さんも「こんな値段じゃ、それなりにしかできねぇよなぁ〜」と生んだ父の発言とは思えない怖い一言を発していたわ。だから今じゃ基礎が痛んだり、床が下がったり、至る所ボロボロなの。二十歳の花盛りなんて知らないうちに終わりそうなの、そんな気持ちでわたしを生んだのなら生んでくれないほうが良かったのに!

この前、建築家がわたしの健康診断に来たの。悲しそうな顔をしてわたしを診断していたわ、その後、うちのご主人に「もっと、大切にしてあげないと駄目ですよ、愛情がすべてですよ、何故、もっと早く診断してあげなかったのですか?もう、手遅れです。」とおっしゃって帰りました。ショックでした。わたしのような家を二度と生まないでください。生むならもっと愛情を込めて生んでください。わたしが生まれ変わることができた時にはきっと愛情を入れて生んでくれる大工さんと、愛情を入れて設計監理してくれる建築家と、そして愛情を注いでくれる家族と、仲良く幸せに暮らせることを祈っています。そうすればわたしも家の前を歩く子供達、にいつでも輝いている私をみてもらえるし、きっと、街が楽しくなると思うの。

お願い皆様、愛情よ、愛情を入れることを忘れないでね。わたしはそんな人間を信じて生まれ変われることを祈っています。絶対約束よ!



NO.6

宮城県北部の地震とリフォーム

ご存知のように2003年7月26日宮城県北部で震度6強と6弱の3回の地震がありました。朝日新聞の26日の夕刊の一面には倒壊した住宅の写真が掲載されていました。
その写真の説明には『5月末の地震で損壊し補修中だった住宅が倒壊した。26日に工事が終わる予定だった=26日午前9時49分、宮城県南郷町で』と記載されています。
少し驚きました。5月末の地震で損壊した住宅の建物をリフォームしたのにほとんどリフォームが終わったのにも拘わらず倒壊したのです。

昨今のリフォームブームでTVでの番組放映の仕方は目を覆うばかりです。建築家が自分の名を売るために(?)か、施工者も通常できない金額で請負うという広告の意味でしかありません。建物を先ず健康診断する為の調査を床下を見たり、屋根裏を覗いたりして、リフォームに値する構造体であるか目視調査を実施し、その上で建物の精密耐震診断を実施して耐震性を検討することが先ず放映されるべきです。そしてその建物のリフォームに取り掛かるべきです。みなさんがご覧になったリフォーム番組でこのような調査風景を見たことがありますか?わたしはまだ一度もありません。

ひたすら思いもよらない空間を造ることが建築家の仕事だと考えているようですが、その命より優先される空間デザインは無意味なのです。耐震補強にはお金がかかりますが、それは絶対に必要なことなのです。それをしたら、あの番組の工事費で終わるわけがありません。
構造的な話をしない建築家には決して依頼すべきではありません。また、それを言わないリフォーム会社も同様に依頼するべきではありません。みなさんはその耐震性の意味を理解できないかもしれません。しかし、朝日新聞のこの写真のように夢のリフォームしても倒壊したら意味がありません。リフォームは新築よりも設計監理も施工も構造的な能力が要るということをご理解ください。

「我が家をリフォームする前に読むQ&A80」の本をよく読んで正しいリフォームを身につけてください。
あなたの家族はあなたの見識で救ってください。その上で夢の空間が初めて成立するのですから・・・。



NO.7

マスコミも良く間違う用語

マスコミの報道が正しい。とお考えの方は少なくなったと思います。インターネット時代に突入し、沢山の情報を集めることができるようになったからですね。自分達で何が正しいか?を判断する材料が増えたことはよいことです。しかし、情報の信頼度が低いインターネットでは最終的な信頼度はマスコミの情報による判断になることも大きな拠所であるのは今後も同じであろうと思います。

TV,新聞、雑誌などではしばしば建築の用語の間違った使われ方が多々見聞します。これは優秀な担当記者でも身近な建築でありながら、家というものが義務教育に取り入れられていない教育の落とし穴であろうと思います。勿論、建築は専門領域ではありますが、よく使われる用語は間違わないで欲しいと思います。

正しいのは建築士で設計士という資格はない!
建築士という用語は建築士法という法律に基づいて成立しております。
『士』という用語ですが、武士は食わなど高楊枝。というように目の前の欲望に左右されないで
体裁としての武士の対面は保つということです。
弁護士、税理士、などがそうですね。
私達専門化でも設計士は使いません。多分、設計をするから士を付けたのか?
建築士よいう用語を忘れたのか?何故、このような用語がうまれたのか定かではありません。建築士とは設計と監理をすることの資格です。設計だけではありません。設計士という資格もありません。あるのは建築士という資格です。間違わないで欲しいものです。

立っているのが柱、寝ているのが梁
家を支えて垂直に立つものが柱です。これはみなさんも間違いません。しかし、柱の頭と頭を繋ぐ横の材を梁と呼びます。竪が柱、横が梁、別な言い方をすると、立っている材が柱、寝ている材が梁です。マスコミでも梁を柱と説明している場合があります。注意してくださいね。

一人立ちできない鉄筋、自立心の強い鉄骨
鉄を使用しているもので丸く棒状に製作するものを鉄筋と呼び、H型、I型、L型などの形に製作するものを鉄骨と呼んでいます。この両者も間違えられて使用されています。
両者の大きな違いは鉄筋は単独では使用しません。コンクリートやコンクリートブロックなどコンクリートの中に埋め込まれて構造としてそれぞれの弱点を補いながら能力を発揮する材料なのです。鉄筋とコンクリートは夫婦善哉のような関係ですね。逆にいえば一人立ちできないのが鉄筋です。
鉄骨は単独で力を発揮します。自立心の強いのが鉄骨ということになります。

上記、用語の間違いは注意しましょう。

NO.8

建築のこころ

建築のこころ

夢の器を造ること、それが建築家の仕事。
絵画も彫刻も包み込んでしまうスケールの空間を創造することは楽しい。
夢を組み込んだ家に育つ人は、必然的に、夢を創造するこころが組み込まれる。
夢を組み込んだ家の外観は、目の前を通り過ぎる子供たちに夢の可能性を語りかける。

家を建てるということは、夢の可能性を子供たちに示すことでもある。
それを指し示せない人は自分の欲のためだけの理由で建築するべきでない。
他人のことを思い馳せれない人の建築は町並みに、何も貢献しない。

一つ一つの家が絵画だったら、街そのものが博物館となる。
一つ一つの家が彫刻だったら、街そのものが広場となる。
一つ一つの家が個性豊かだったら、街そのものがコミュニティーとなる。
一つ一つの家が自然豊かだったら、街そのものが公園となる。
一つ一つの家がこころを込めて造られたら、街そのものが平和となる。

家の個性は家族の個性だけ存在する。だから、多様性が必要だ。
家は長く、存在し、歴史を刻む。だから、じっくり造るべきである。
家は多くの職人の手づくりだ。だから、その手に感謝しなければいけない。

人々の心の表現が家という空間に表現される。
現代の町並みは現代人の心の現われだ。

人々が夢を多く育めば、家も夢を求めて育ち、その結晶として
町並みに夢が結実する。そして日本の文化として成熟され世界に誇れるものと成す。

建築家として、そんな、日本の文化を創造できる人物でありたい。


NO.9

畜産改革と建築改革

2007年6月22日の朝日新聞によると欧州連合(EU)では1999年発行の条約「家畜は感受性のある生命存在」と規定し、英国は法律で断尾や歯削りを禁じ、EUでは鶏のケージ飼いを2012年から段階的に廃止。2013年には豚の仕切り飼いを禁止するとのことです。日本も含む170カ国・地域が参加する国際獣疫事務局(OIE)は2010年までに「家畜の福祉」に配慮した指針を作ることになりました。これまで、人間のために安い、大量に、という効率優先の畜産により、家畜のストレス(牛の舌遊び、犬座姿勢、ブタの尾かじり柵かじりなど)などにより、家畜共済統計によると、2005年度の全国の乳牛の62%が何らかの病気になり、7%が死んだとのこと。牛海綿状脳症(BSE)や鳥インフルエンザの発生などで食の安全性は世界的な関心ごとである。効率優先の畜産の見直しは家畜そのものが生命を持つものであり、そのことを「家畜の福祉」という概念で捉えるところに畜産の革命がある。私達は自分たちの生命を維持するために、他者の生命の犠牲の上に成立していることを知っている。しかし、私達はその事実を心理的にはなるべく触れないように潜在的に押しやる傾向がある。ともすると、これにより、家畜の生命体としての認識を欠き、彼らの飼育方法やストレスに無関心であったことを恥じるべきであった。彼らにより私達の生命が維持されていることに感謝することは、彼らたちの畜産環境に関心を持つことであり、「家畜の福祉」に対して、効率だけでないことの価値に対する対価を支払うことのより、彼らの福祉の充実は結果として、私達の「食の安全」に繋がるものであり、「未知のウイルスの抑止」に繋がることになる。

人間のためと安く、大量消費が結局は人間に弊害をもたらすというこの事実は畜産改革により、払拭する方向に向かうことになる。ここで、「食の安全」を「住の安全」という観点で検証してみたい。

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