建物調査・工事チェック

 建物調査・診断(住宅・事業用建物)

当機構では建築物(住宅・事業用)の不具合や欠陥に関する調査を行っております。

 


 既存住宅状況調査(インスペクション)

H30年4月から、中古住宅の売買の際には「既存住宅状況調査」について宅建業法上の重要事項説明がなされます。調査自体は義務付けされていませんが、これまでのインスペクション(現況検査)と同様に、買主側が建物リスクを把握するために最低限行っていただきたい制度です。

 

コラム~建物調査・診断とインスペクションの違い

建物を調査する、という点では「建物調査・診断」も「インスペクション」も同じような側面がありますが、当機構では次のように区別しています。

「建物調査・診断」:
あらかじめ何らかの不具合やその兆候が見うけられる場合、その事象の原因を探るための調査・診断です。

「インスペクション」:
建物状況がどのようであるか、劣化状況を把握する観点から全体的に調査します。

つまり、「建物調査・診断」は、既に発生している不具合について、集中的にその原因を調査し所見を出すためのものであり、「インスペクション」は、事前情報の少ない建物の全体像を把握するためのもの、という性格で区別しています。

いずれも、現地での調査は2~3時間で、調査後に報告書をまとめて提出しております。
「建物調査・診断」では、その不具合の内容によって報告内容の形式が変わります。例えば、床の傾斜調査の場合には、レベルの測定記録図添付、傾斜の方向や度合い(許容範囲か否か)、傾斜の推定原因の考察、などが報告書の内容になります。
「インスペクション」では、住宅の場合には国交省告示に書式が定められており、報告書はその書式で作成されます(本HPの別ページ、インスペクションのタブから内容を確認できます)。

調査を依頼したいがどちらのジャンルか分からないという場合、どちらのお問い合わせフォームからでも事務局に届きます。その後ヒアリングにて内容を確認させていただきますのでご安心してご利用なさってください。

 



 第三者工事チェック

当機構では第三者の立場での工事チェック業務を行っております。ハウスメーカーや工務店による注文住宅、建売住宅などで実績を重ねております。



 現場撮影サービス

欠陥建築を防ぐ上でメリットがある、工事現場の施工状況を映像記録するサービスです

 

 設計・監理業務

当機構の各会員は普段は建築設計事務所として活動しています。よろずの理念、安心・安全な住まいづくりをご一緒にいかがですか?

 

 顧問建築士制度

第三者の専門家が住まいづくりのお手伝いをいたします。